Vtuber入門

Vtuberのはじめかた

 

Vtuberのはじめかたとステップ

 

今では割とメジャーになってきたVtuberという存在。興味をもって、いざはじめてみようとネットで検索。

 

「Vtuberのはじめかた」

 
なんだかやってなそうな人たちの情報しかなかったり、やたら高い機材をすすめられたり。


わたしも何もわからない時からスタートしてみて、たくさん無駄なお金と時間を使いました。

 
これからはじめたいと思った人でも準備のハードルの高さに諦めた人もいるんじゃないかな?と思います。

 

 
でも今ならわかるけど、実際ハードルはそんな高いものじゃなくて、極端な話やりたいことにもよるけど、アイフォンあれば大体いけちゃうかもしれないくらいの難易度。

 
やりたいことをかためてしまえば結構簡単にはじめれるVtuberのお話になります。

 

ということで、わたしの経験や失敗を元に少しでもVtuberになれる人が増えればいいなと思いこの記事を書くことにしました。

 

 

Vtuberとは

Vtuberは、"Virtual YouTuberバーチャルユーチューバー"の略で、2Dや3DのアニメーションキャラクターとしてYouTubeやTwitch、ニコニコ動画などのプラットフォームで活躍しているエンターテイナーのことです。

 

配信のプラットフォームによってはVライバーやVストリーマーと呼ばれることもあります。

 


カメラやモーションキャプチャー技術を用いてキャラクターを動かし、ファンとリアルタイムで交流するのが大きな魅力。
近年では、AI技術を取り入れたVtuberも増加中みたいですね。

 
この新しい形のエンターテイメント、人とAIの組み合わせとして、Vtuberは瞬く間に人気を集め、多くの人々を引きつけています。

 

 

こちらはネットで調べた情報。今は2万人を超えるらしいよ。

 

 

Vtuberの歴史とその魅力

まだ比較的新しい存在のVtuberですが、その歴史の始まりは、一般的には2016年の「Kizuna AI」と言われています。

Kizuna AI official website

想像の斜め上を行くキャラクターや、アニメや漫画から飛び出してリアルタイムで視聴者と対話するというまったく新しいユーザー体験。

 

それに加えて彼女のキュートな魅力と、その動画のクオリティが一躍火をつけました。

 
その後はVtuberとしてYouTubeだけではなく、Twitchやニコニコ動画での活動を拡大していきました。

 

2018年頃からは強力な個性を持った個人や企業Vtuber達が次々と現れ、少しずつ認知が広がっていくことになります。


その後のコロナ禍によってオンラインのエンターテインメントが大きな注目を浴びたことで、
これまで動画や配信を見なかった層からも注目を浴び、一気にマーケットも拡大。

 
2023年現在もYouTubeやTwitchなどのプラットフォームは視聴者数が増加し、マーケットは拡大しているといった状況です。

 

Vtuberの多彩な顔とその魅力の秘密

Vtuberの世界は、多種多様。独立した個人から、大手企業がバックアップするチームまで、様々なスタイルが存在します。

 

キュートな女性キャラクターから、カッコいい男性キャラ、さらにはモンスターや幻想的なキャラクターまで、Vtuberの世界は広大。

 


現実の制約から解放された、無限の創造性と表現力。新しい感動と楽しさを提供してくれる魔法のような存在が魅力です。

 

とはいっても現実は女の子キャラばかりだけどね。

 

 

個人Vtuberと企業Vtuberの違い

Vtuberには主に2つのカテゴリーが存在します。

 
個人Vtuberと、企業や団体がバックアップする企業Vtuberです。

 

個人Vtuberは、一人または少数のチームが独自に活動する形態。
制作費を抑えながらも、自分らしいオリジナルコンテンツを展開しています。

 

リスクは自分で負担しながらも、自分のペースで活動ができるのが魅力です。

 

一方、企業Vtuberは、大手企業やプロダクションが管理・運営するVtuber。
高品質な映像や音声、プロのスタッフがサポートするため、非常に高いクオリティのコンテンツが生まれます。

 

しかし、企業としての方針やスケジュールに縛られるため、自由度は個人Vtuberに比べて低くなります。

 

 

わたしは個人も企業もどっちも経験あるんだけど、やりたいことによって合う合わないがあるから自分のスタンスで決めるといいと思うよ。

 

 

Vtuberになりたい人のスタートアップガイド

今も人気は継続中のVtuberたち。

 

その魅力に魅せられて、自分もこの世界のスターになりたいと思っている人たちのために、
ステップバイステップのガイドを用意しました。

 

企業?個人?Vtuberになる前準備

 

実際にVtuberをはじめてみよう!と思ったけど何からやればいいのかわからない。
できるかどうかもわからない。

実際にわたしはここからスタート。

そのときは何もわからなかったわたしが勉強した内容をなるべくわかりやすく整理してみました。

個人Vtuberとしての活動

メリット

自由度が高い
自分のペースで活動することができ、コンテンツやスタイルに制約が少ない。

オリジナリティを活かせる
自分だけのユニークなキャラクターやストーリーを展開することが可能。

デメリット

リソースの制限
初期投資や運営費用、技術的なサポートが限られる。

知名度の獲得が難しい
プロモーションやマーケティングを自分自身で行う必要がある

企業Vtuberとしての活動

メリット

プロフェッショナルなサポート
企業のリソースを活用して高品質なコンテンツの制作や技術的なサポートが受けられる。機材の貸し出しや、金銭面でのサポートが充実してる場合がある。

初期の知名度
企業のブランドや宣伝力を背景に、短期間での認知度向上が期待できる。

デメリット

自由度の制限
企業の方針やスケジュールに従う必要がある。

収益分配
所属企業との間で収益の分配が必要となること

 

スタート時はアバターのクオリティで集客を有利にすすめたいのか、
自分の配信スタンスで計画通りにすすめたいのかどうかが大きな分岐点になりそうですね。

オーディションは随時やっているものや時期限定、養成所などたくさん存在しています。声優関係や歌、
舞台関係の演者出身の方以外では基本的に配信経験者が有利なので、個人である程度活動し、
その実績をもとにオーディションを受ける人が多いです。

次の項目は、主に個人ではじめたい人向けのものになります。

企業はとにかくたくさんオーディションを受けるのみ。自己PR力が大事かも

個人Vtuberデビューの5つのステップ

① 自分のキャラを考えよう

まずは、自分のVtuberとしてのキャラクターを明確にイメージします。
どのような性格や外見で、背景ストーリーを持っているか、ターゲットは誰かなど、具体的に設定してみましょう。

アバターのデザイン

キャラクターのイメージが固まったら、それを元にアバターをデザインします。
販売されているキャラクターや無料で配布されているキャラクターを利用することもできます。
また、ココナラやSKIMAなどのマーケットを利用して、デザイナーに依頼することも可能です。

③ 配信プラットフォームの選択

YouTube, Twitch, ニコニコ動画など、どのプラットフォームで活動するかを決めます。
プラットフォームごとの特徴や視聴者の傾向を考慮して、自分のスタイルや目標に合ったものを選びましょう。

配信ツールとソフトウェアのセットアップ

配信には専用のツールやソフトウェアが必要です。
OBS StudioやFaceRig、Vtube Studioなどのソフトウェアを使って、キャラクターを動かしながら配信することができます。

⑤ 配信前のコミュニケーション

配信前に、同じ活動者やリスナーとのコミュニケーションを取りましょう。
Xなどでのハッシュタグを使った発信や、積極的なコミュニケーションの積み重ねで、認知度をあげることができます。応援してくれる人を増やし、初配信に備えましょう。

 

今後もVtuberや配信についてまとめていくので、わたしの経験と勉強があなたのお役に立てば嬉しいです!

 

記事製作元

Vtuber支援

とらいむ工房では無料の素材やモデルの配布、有料の製作をやっています。

元Vtuberの2人が「こんなのあったらいいな」と思うものを形にして配布。

有料のモデル製作は初めてVtuberをはじめる方のサポート付きです。お気軽にご連絡ください。

  • この記事を書いた人

美多みたん

たまたま見かけたVtuberが楽しそうで興味を持ち、知識ゼロの状態から個人Vtuberとしてスタートしました。その後、オーディションを受けて企業Vtuberとして活動しましたが、配信のノルマや自由に活動できない環境にストレスを感じ、個人としてのんびりと配信を行うようになりました。現在は、これまでの経験を活かし、Vtuberを支援する事業「とらいむ工房」を運営しています。

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